持続可能性に配慮した建築設計
ラ・サマリテーヌの本社
2021年以降、パリのラ・サマリテーヌにあるゲラン本社と新しいブティックは、貴重な建築の中においてゲランの環境への取り組みを象徴する存在です。この先進的なプロジェクトは、遺産の再生と新たな建造物を組み合わせたものです。ゲランとラ・サマリテーヌが協働する持続可能性イニシアチブのもと、厳格な計画に基づいて実施されました。
温室効果ガス排出の削減、廃棄物管理、資材の選定、雨水の回収、快適な職場環境、エネルギー効率など、すべてのディテールはウェルビーイング、イノベーション、卓越した環境性能を組み込んで設計されています。
この取り組みを評価する主な環境認証
BREEAM ヨーロッパ コマーシャル 2009 – リヴォリ棟が「エクセレント」評価を取得
HQE ターシャリービルディング – 「エクセプショナル」レベル、「エフィネルジー+」ラベル(新オフィス – リヴォリ)、「エフィネルジー リノベーション」(改修オフィス – ジョルダン)
LEEDコア&シェル:ポン・ヌフ棟にて「ゴールド」レベルを申請中
ゲランのフランス国内工場・拠点にセーブ・エナジーズ社を通じてバイオメタンを供給
I2021年7月、ゲランはLVMHグループの中でいち早く、セーブ・エナジーズ社とパートナーシップを結びました。同社は、フランス国内で有機廃棄物から生産されたバイオメタンを供給しています。
このグリーンガスは、ゲランのすべての工場とフランス国内の拠点で、従来のガスに代わって使用されています。これにより、熱の利用(加熱、各種工程、暖房など)に関連する排出量を81%削減しています。この取り組みは、LVMHの「LIFE 360」戦略に準拠しています。2030年までにグループ全体で大幅な脱炭素化を目指すこの戦略は、2026年までにフランス国内の全拠点とブティックで100%再生可能エネルギーを使用するという目標を掲げています。