Guerlain

フレグランスにおけるオーガニックアルコール使用のパイオニア

アルコールはフレグランスの主要成分であり、ゲランが重視する素材です。栽培に伴う環境負荷の低減を目的として、有機農法で栽培されたビーツ由来のオーガニックアルコールの使用を進めています。

このアルコールは、ゲランのパートナーであるクリスタルコ社によってフランス国内で生産されています。同社は、エネルギー消費の最適化、温室効果ガスの排出削減、水使用量の削減といった環境への取り組みで知られています。

環境に配慮したアプローチ

ビーツは蒸留所の近隣から調達されます。また、副産物はすべて、産業的エコロジーの枠組みの中で完全に再利用されます（砂糖やバイオエタノールの生産と連携）。オーガニックアルコールは、〈アクアアレゴリア〉コレクションのフローラブルームなど、近年の製品に使用されており、今後〈ミツコ〉などのアイコニックなフレグランスへも段階的な導入を予定しています。またゲランは、クリスタルコ社とのパートナーシップにより、花畑の植栽を通じて花粉媒介者（ポリネーター）や他の益虫の個体群を保護するパイロットプロジェクト、土壌の炭素貯留力や健康を改善する生物学的土壌活性剤の導入なども支援しています。

エコ・フォーミュレーションを最重要事項に